1. 初めに
ストックフォトで資産家カメラマンを目指そうとしているあなた!
「一眼も手に入れたし、とりあえず写真家活動を始めたら資産収入が手に入る!」
と思っていませんか?
ストックフォトでの写真資産(デジタル資産)とは、
①「写真撮影での基礎ができていて、」
②「デザインや作品に使える写真である」
という重要なことを抜きにしては語れません。
要は、あなたの写真が誰かにとって価値のある写真でなければ、
資産価値としてはゼロになってしまうのです。
資産価値がゼロな写真資産を積み上げても、
資産収入はゼロであることは言うまでもありません。
価値のある写真資産を作っていくためにも、
しっかりと勉強をして基礎を積み上げていきましょう!
結論から言うと
Canon EOS Kissシリーズを買った方へ
私が「勉強してよかった!」と選ぶ、
以下の本の紹介なのですが…
私が世界へ写真販売をするに至るまで、
この本でカメラの勉強・土台できたことが一番良かったので紹介します。
この本で写真の基礎を押さえることで、資産性のある写真が撮れるようになります。
また、後半では、写真を使った資産収入をどのように作っていくかという部分も、
扱っている本も紹介していきます。
初めての資産家カメラマン活動は、
初心者であれば、どの本を買って勉強すればいいのか迷うもの。
買った本も、他メーカーのカメラの本で失敗したとならないように、
私が行き着いたベスト・オブ・ベストの、
この「カメラのきほん練習帳」について紹介していきます。
この記事を書いている著者
紘美(ひろみ)@原付で旅する写真家ブロガー
2022年5月より各地をスクーターで旅する写真家 兼 ブロガー|
写真販売実績 累計6000DL突破|
日本や米国・香港・シンガポール等々、全世界でも購入されています|
2年間で巡った観光名所は120ヶ所以上、累計15000枚撮影|
日帰りバイク旅は40日、テント泊のバイク旅は30日以上|
数々のキャンプ旅の経験から、各地の見所・写真映えスポット情報をお届け|
そして、キャンプ旅での必需品も自身の考察を交えてご紹介します|
(更新:2024年7月)
2. 私がカメラの勉強が必要と感じたエピソード
まず初めに、
私がなぜカメラの勉強が必要だと感じたのか、私の実体験をご紹介します。
1. きっかけは、Canon Kiss 一眼レフが届いたとき…
2022年6月…
当時は、私は念願の写真家になるために準備をしていました。
今まで触ったことがあるカメラはデジタルカメラ。
一眼レフのカメラは一度も触ったことがありませんでした。
写真家を志すことに決めた翌日に家電量販店へ行き、
カメラのカタログを4冊手にしてどれが初心者向けのカメラかを
調べて勉強していました。
そして、Canon EOS Kissシリーズが、写真家デビュー機としては、
昔から定評がある機種とわかり、購入します。
それから1週間後。
カメラが届き、ワクワクの気持ちで箱を開けました。
「うわっ、でかっ! おもっ!」と思って興奮しながらカメラの電源を入れます。
そうしたら、カメラの液晶で写された景色が真っ白でした。
「なんで? 壊れてたりしてる?」
とあれこれ箱の中ももう一度みてみると、
レンズが2本入っていました。
「レンズを装着しないといけないのか!」
そしてレンズを装着すると、
やっと液晶画面に景色らしい景色が写りましたが、ぼやけています。
焦点があってないんだなと気づき、いろいろとそれらしいボタンを探しますが、
ボタンや操作パネルが多すぎてお手上げでした。
これは初心者の自分には難しいと思って、
カメラの本を買って勉強することに決めました。
2. カメラの本のリサーチ後、出た結論…
まず、カメラの本を購入するために、いろいろ本を探しましたが、
ネットショップでは、他のメーカーの本がごちゃ混ぜで表示されます。
これは困ったと思い、以下の目的に沿った本を探し始めます。
この3点に絞ることにしました。
要するに
「Kiss初心者でも操作がわかって、写真お良し悪しがわかる本」が欲しい!!
実に単純な願望です。
そして、本屋さんに行きました。
ネットで調べた時は中身が見れなかったので、効率が悪かったのです。
そして、一つよさそうなものを見つけしました!
それが、私が今でも持ち続けている「カメラのきほん練習帳」です。
こう言った経緯で、私は「カメラのきほん練習帳」と出会うのですが…
このおすすめする” カメラの勉強本 ”に出会うまでに、
いろいろと悩み、とても多くの時間を費やしました。
さまざまなメーカーで一眼レフというものが出されている分、
それぞれのメーカーごとのカメラの勉強本があります。
そこを選ぶのは初心者には難しいだろうなと感じています。
この記事では、みなさんに、そんな手間をかけてほしくないので、
Canon Kissシリーズで学べる、私が思うベストなカメラ勉強本をご紹介したいと思います。
3. 理想的な一眼レフ学習本とは?
まず、カメラの学習において理想的な本とは、どんな本でしょうか?
私は、以下の4つが揃っていることが重要だと感じます。
ポイント
1. Canonのカメラで学べる
2. モノの撮り方・写し方がわかる
3. いい写真・悪い写真がわかる
4. 1冊で全てが完結する
それぞれ、なぜ重要か見ていきましょう。
1. Canonのカメラが学べる
当たり前ですが、あなたが持っているカメラが学べなければ意味がありません。
Canonのカメラに沿った機能説明、
カメラの機能の使い方、
どのような設定をすればお手本の写真が取れるかなどなど。
一眼レフは、ボタンを押す前の設定にとても幅があります。
その幅の中で、どのような設定をすればどうなるかという
細かな部分を操作しないと撮影はできません。
それは、他メーカーの一眼でも一緒です。
その中で、初心者デビューで定評のCanonのカメラについて、
説明と解説が詳しくされている本がベストです。
2. モノの撮り方・写し方がわかる
先ほど軽く触れましたが、
一眼レフは撮影する前に幅広い機能の設定が必要です。
絞りは2.8〜22の幅、
露出は-5.0〜+5.0の幅、
ISOは100〜12800の幅、
シャッタースピードは、1/4000秒〜30秒、
最低でも、これら全てを使いこなさなければいけません。
これらの機能をわかりやすく、実際の写真も合わせて説明してくれている本がベストです。
3. いい写真・悪い写真がわかる
カメラを初めて持つ方にとっては、いい写真・悪い写真の区別がつきません。
フォト活において、分別ともいうべき写真の見分け方を
実際の写真で身につけておくことは大切です。
この見分け方を知っているか知っていないかで、フォト活を続けていった先に大きな開きが出てしまいます。
そして、いい写真になるには何をおさえた方がいいかという法則もあるので、
その法則もしっかり書かれた本がベストだと言えます。
4. 1冊で全てが完結する
当たり前ですが、一眼レフの基礎本を買うということは、
一眼レフを使いこなしたいということです。
できれば、一冊の本で全てが使いこなせれるようになることがベストです。
そこには、初心者だからここまでで十分という、
安易に省略された本は買うべきではありません。
その簡略化が、初心者にとってはよくよく成長を止めてしまったり、
さらに発展編の本を買い増すことにつながるかもしれないからです。
しっかりと初心者にわかりやすくありながら、
簡略・妥協なく全てが学べる本であることが大事です。
以上の4つを満たしたものが、
私がおすすめする以下の「カメラのきほん練習帳」です。
4. 私がおすすめする「カメラの練習本」
1. 「カメラのきほん練習帳」
「カメラのきほん練習帳」
2. はじめは慣れるところから…
私がおすすめする「カメラのきほん練習帳」は、
Canon 一眼レフの機能を全てが丁寧に解説されていました。
実際の写真とともにその変化もわかりやすくまとめられています。
” 練習帳 "と本タイトルにある通り、実際に一眼を触りながら実践できるのが
1番のおすすめポイントでした。
まずは、部屋の中で本を読みながら実践です。
ビンや造花などを主役をして撮影。
不慣れながらも綺麗に撮影することができました。
本に書かれていることを一つ一つ確かめながらこなしていいます。
すると、徐々にカメラの機能が体感的にわかるようになり、
撮影動作も自然とできるようになってきました。
部屋での練習が一通り終わると、
次は外に出て撮影です。
外は部屋の中と違い、
天候による光の違い、
撮影距離が広い、
風で対象物が動くなど発展編でした。
でも、部屋であらかじめ練習をしていたのでスムーズに撮影することができました。
本を一通り読み終え、撮影動作も身に付いたら、
あとは数こなすだけだなとの安心感と、上達の確信がつかめ、
不安なく安心して撮影に没頭することができました。
もし、この本でなかったら、操作に自信がなく、
撮った写真の良し悪しもわからず不安な気持ちが残ったままだったでしょう。
この、撮影の分別と確信が本で身についた知識によって手に入ったので、
のちのちに、2年間で5000枚以上の写真がデザイナーさんたちに愛用される写真家になるのでした。
3. 自由自在のフォト活
撮影スキルとは、一度身につけてしまえばもう経験を積むだけです。
私は、カメラを片手に花や植物を始め、自然派観光地の絶景や夜景、星空を撮影してきました。
この本では、さまざまな対象を撮るときのコツが丁寧に書かれています。
花だけでも4つのコツ、料理だけでも9つのコツなどなど。
それらを押さえて撮影すれば、どんなものも映えます。
このコツさえわかっていれば、あとは対象物でそのコツが使えるアングルを探すだけ。
映える撮影が仕組み化できるのです。
もしこれらのコツがわかっていなければ、
撮影枚数だけが増えていくのに、
しっくりくる写真の枚数が少ない状況になっていたでしょう。
コツを押さえることで、
頭でイメージした映え写真を、狙った撮影ができるようになりました。
もう、頭のイメージを自由自在に写真に残すだけです。
初心者の時だからこそ、読んでよかったと思う本でした。
4. 今ではフォトを全世界で販売することに…
私は、今ではアメリカやシンガポール、韓国やインドなどでも写真が購入されています。
もし、しっかりとカメラの基礎をおさえず、ただ闇雲に写真家活動をしていたら、
海外販売もできず、ましてや国内販売も怪しかったでしょう。
最悪の場合、撮影枚数に比べ販売できた枚数の効率が悪すぎて、
写真家を挫折していたかもしれません。
全ての初心者が長い年月活動できるかどうかは、
この始めたての時期にしっかり基礎をおさえて、
活動できるかどうかだと感じています。
基礎をおさえたおかげで、私の写真は毎月購入・DLされ、
米ドル・日本円という資産収入が発生しています。
今後も写真資産を増やしていくことで、
その資産収入はさらに増えていく見通しです。
ぜひ、あなたも「カメラのきほん練習帳」でカメラの基礎をおさえ、
フォト活を楽しみながら写真資産(デジタル資産)を積み上げていってくださいね。
ここまでで、私が「カメラのきほん練習帳」で学んだ体験談をお話しさせていただきましたが、
次はこの「カメラのきほん練習帳」の特徴を包み隠さずお話ししていこうと思います。
5. この本の特徴
1. Canonの一眼レフの全機能がわかる
この本は、カメラの機能である「絞り」「露光」「シャッタースピード」を始め、
モードダイアルの「Av」「P」「Tv」…などもしっかりと丁寧に解説されています。
特に、モードダイアルは、ネット調べてもなかなかこの本ほどわかりやすく説明されているものはありません。
ネットの情報の多くは無料であるぶん、雑なものが多いです。
しっかりとした情報は、本などを買うなど「情報にお金をかける方が効率がいい」と感じます。
また、この著者さんは実際にカメラマンとして独立されている方で、
講師も勤められている方なので、とてもわかりやすい本です。
2. Canonの一眼レフの使い方がわかる
機能の詳細解説だけでなく、
実際に、数値ごとの変化の写真も掲載されています。
これは、視覚的に、かつ理論的に説明されているので、
機能を頭の中でイメージしながら操作することができるようになります。
また、カメラの設計上の仕組みも、イラストを使ったり図解で説明されていて、
カメラの使い方が理論でもわかるようになるので、
どの写真にはこのレンズ、
人や料理の撮影はこの設定、
星空はこのモードで撮影、
などなど、カメラの使い方がわかるようになります。
3. 写真の良い悪いの区別ができるようになる
カメラマンとして上達するには、
良い写真と悪い写真の見分けがつかなければ成長することはできません。
この本は、良い写真の具体例と解説、
悪い写真の具体例と解説が交互にされています。
プロの目線から見て、どんな写真がいいものか、
そしていい写真を撮るためにはどんな設定であればいいかなどが、
しっかりと解説されています。
なので、カメラ初心者はその解説と設定を真似をするだけで、
いい写真が撮れるということです。
これは、再現性がとても高く、
設定まで表示されているのはありがたいことです。
4. 写すものごとの撮り方がわかる
この本は、「ポートレート(人の撮影)」から「動物」「アクセサリー」「夜景」などなど、
26種類の撮影対象物での撮影の仕方・コツが設定とともに解説されています。
これだけの種類があれば、ほぼどのシーンでも満足のいく映え写真が撮影することができます。
まさに、この本1冊ですべてが完結できる本になっています。
5. 全テクニックがわかる
テクニックは、7項目。
幻想的な雰囲気を出す「玉ボケ」
芸術的な雰囲気を出す「前ボケ」などなど、
SNSでも差をつけられるテクニックが撮り方と設定。コツとともに解説されています。
6. 実践しながら学べる
この本は、どの写真も「撮り方」とともに「設定」も明記されています。
なので、その「撮り方」と「設定」をすることで、再現性高く実践することができます。
この、実践しながら学べてマスターできる本というのは、
初心者にはとても優しい本になっています。
また、一眼中級者でも復習としても十分活用できる本になっています。
まさに、" 練習帳 "としていい本なので、おすすめです。
以上が、この「カメラのきほん練習帳」の特徴でした。
また、この記事を読んでいる方の多くは、「資産写真家」になりたい方が多いと思いますので、
以下に、あわせて読みたい本も軽く紹介しておきます。
6. 資産写真家としての" 初めの一歩 "入門書
ここまででは、今まで資産価値のある写真を撮るための基礎について触れてきました。
ストックフォトで稼ぐためには、
基礎をおさえずに階段を飛ばすような「飛び級」はありえません。
しっかりと資産写真家として、土台を作ることが先決です。
しっかり土台ができたら、以下の本たちで実際に資産を築き上げていくステップです。
以下の本たちは、
①「資産価値のある写真の撮り方」
②「写真を資産にする方法」
③「写真の自動販売機の作り方」
以上の3点が解説されている本です。
資産写真家を目指される方は、必ず手に入れてマスターしておきたい本です。
1. 「好きな写真で月3万稼ぐ: ストックフォトの入門書」
この本は、ズバリ「これから資産写真家を目指す人」に読んでほしい本です。
資産になる写真は、よくSNSに上がっているような「芸術ジャンル」の写真とは違います。
資産になるということは、
あなたの写真をデザインや広告、グッズ制作などで使いたい、
また使えることが必須です。
それを満たせなければ、資産にはなりません。
また、資産を作ったとしてもそれを運用する場所がなければいけません。
要は、
「資産になる写真を生み出し、その写真を売る自動販売機を作ること」
自暴販売機の作り方は、私が次の記事で紹介していきますが、
この本は、
①「資産になる写真とは何か」
②「写真自動販売機の売上を増やす運用方法」
上記2つを紹介している本です。
ぜひ、逃さず購入して欲しいものです。
資産写真家の入門書で必ず必要と言えるほど、私がおすすめする本です。
2. 写真で稼ごうハンドブック ストックフォトのはじめ方 (PIXTAオフィシャル・ブック)
この本は、「資産家カメラマンで生計を立てること」を目指している人に必要な本です。
月に20万や30万の資産収入を得ていくとなるのであれば、この本に書かれているレベルで活動していく必要があります。
特に、トップクリエイターのインタビュー掲載なため、基準値は" 高め "。
でも、この基準値を知っていれば、フォトに関して品質審査は楽々になり、
資産収入も大幅に上がることは間違い無いでしょう。
こちらの本が必要になるタイミングは、
有料販売を開始する写真家中級者以上からですが、
これからデビューする方や初心者の方にも強くおすすめします。
実際に多く稼いでいる方の基準を知ることは、
逆に捉えれば、そこさえできれば生計を立てれるほど稼げるということですから、
一つの目安になるでしょう。
行動・活動目標として貴重な存在となる一冊です。
8. 入門書選びで失敗したくない方のために…
ここまでに至るまでに…
いろいろな本を調べたり、試読しに本屋さんへいきました。
一眼レフのメーカーが豊富にある分、その一眼を扱った本もたくさんあります。
本当にいろいろな本がありすぎるために、
自分のカメラはどの本が取り扱っているのかがわからなかったりします。
そういった、疑問を解決できた先には、
プロにまでつながる写真家、そしてデジタル資産を築き上げる資産家カメラマンにつながります。
誰もが憧れるような、
「幻想的な拡大写真」
「主役が光るポートレート写真」
「朝露の中に映る幻想的な世界の写真」
「動物や人の表情を映し出すクローズアップ写真」
これらがあなただけしか持っていない資産になり、
定期的に発生する資産収入としてあなたの夢を叶える。
とても夢のある写真家活動です。
この記事で、あなたが撮りたい世界を好きなだけ追い求め、
そして夢を実現する資産収入を築く第一歩をお届けできれば嬉しいです。
ここで紹介した「カメラのきほん練習帳」は、
私が約2年間写真家活動をした土台づくりとして、
初心者に自信を持っておすすめできる実用本です。
この本の基礎をおさえてフォトストック活動、
資産家カメラマン活動をするかしないかで大きな開きが出ます。
この記事で初心者では、判断ができにくい部分も含めて、
重要なポイントを包み隠さずお伝えしてきました。
ぜひ、「カメラのきほん練習帳」で、
素敵なフォト活を楽しんでくださいね!
9. 今回の記事で紹介したおすすめの一眼レフ入門書
1. 「カメラのきほん練習帳」
2.あわせて読みたい資産家カメラマンの入門書
・「好きな写真で月3万稼ぐ: ストックフォトの入門書」
・2. 写真で稼ごうハンドブック ストックフォトのはじめ方 (PIXTAオフィシャル・ブック)